関東のお客様からご依頼いただいているのがグラスファイバーの加工です。今回は小ロットであること、加工が簡単なようで難しいということもあり、社内で加工することになりました。先週からいろいろテストを繰り返しています。
今回の素材はパイプで長さが1200mmあります。
先端の段付き加工をするのですが普通の刃物だとすぐ傷んでしまって1本作ったら終わりの状態・・・
また、商品として仕上がった状態のパイプを加工するので傷問題を解消することが必須でいろいろテストを繰り返していました。
昨日、ようやく刃物の選定に目処がつき、治具もできたので体制が整いました。
答えに辿り着くまでが大変
弊社にご依頼いただくお客様のほとんどが「他社でできなくて・・・」というところからご相談を受けています。
今回のようにやったことない加工にチャレンジする案件は、初めの一歩となる工程検証や加工方法の検証、治具製作などテストするところに試行錯誤するので時間がかかるし、答えが出るまでが大変です。答えが出てしまえばあとはスムーズに進むのですがこの最初のプロセスいはどうしても時間がかかります。
素材と機械、両方と友達になる。
要は性質を知るということで、工法や工程を決めるにはここが重要です。
グラスファイバーは初めての素材で性質の理解からでした。
量産に移行できる状態になりましたのでテスト品を最終確認いただいて加工を進めたいと思います。