マグロをモチーフにしたフィナンシェ型をご提案
和歌山で水産養殖をされているアーマリン近大様。
和歌山という場所からの発信で
若者向けのマグロの商材を作りたい。
美味しいものであることが大切。
新しいお土産物として和歌山の太陽食品さんで作ろうと考えている。
太陽食品さんから型ができれば可能との回答を受け、フィナンシェの金型を作りたい。
販売したいのは学校関係者、保護者や生徒、その人たちに渡す学校職員からと考えている。
デザインのイメージは「受かる・通る・嬉しい」
受験生には「近大マグロのように攻めろ!」というメッセージで
攻めのマグロだけのフィナンシェにしたい。というご希望を受け、フィナンシェの概念を覆す
新しいデザインとしてマグロの形にしたフィナンシェ型を提案。型の製作を進めました。
製品データ
素材
SPCC(スチール ) 板厚1.0ミリ
商品開発・製造プロセス
①マグロデザインを提案。
イラストから3Dデータ作成を行い、デザインの考察を行う。
②フィナンシェのテスト。
アルミ切削でフィナンシェの焼きテストを行う。マグロの形状などの確認。
③1回目の試作
板金プレス加工→溶接(スポット)→テフロン加工
プレス板金で2個サンプルを製作し、フィナンシェ型の焼きテストを行う。
検証を行い、モデル修正。
④量産
80枚の量産用型を製作し納品。
加工技術
・切削加工
・板金加工(絞り加工)
・テフロン加工
製品サイズ
数量
80セット
ご依頼から完成までのストーリー
ご依頼内容
技術的なことは全くわからないので実現可能なデザイン、工法を提案してほしい。
よくあるフィナンシェでは差別化ができないので近大らしさとインパクトのある
商品にしたい。
販売も考えた上で企画、デザインを提案してほしい。
難易度の高く、困ったこと
マグロの形に鉄板を絞ることが1番の難点でした。
特にヒレの部分。金属を伸ばした際に割れが生じやすい形状でした。
デザインやサンプルが出てくるとお客さまのイメージが膨らんでいき、
ご希望が増えていきます。その際にデザイナーや技術者にできないではなく
できる方法を提案しながら進めていきました。
技術的に厳しいと言いつつもできあがれは唯一無二ができる。お客様のご希望を
形にすることが大変でしたが一番大切なポイントでしたので技術者とのコミュニケーションを
大事にしながら形にしました。
製作期間
半年
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